インペリアル ミルクガラスのデカンタ (Imperial)
インペリアルグラスのグレープパターンのデカンタです。
美しい雪のように白いミルクガラスです。
くっきりとした瑞々しいブドウの房と大きな葉がエンボス加工されています。
エレガントなストッパーの付いた柔らかな丸みを帯びたフォルムです。
ストッパーとデカンタの首の部分には連なった丸いドットのビーディング(細かいドットのようなレース)装飾が見られます。
優しい雰囲気のミルクガラスのデカンタはワインの豊かな香りを引き出すだけでなく、見た目も楽しませてくれる暖かみのあるテーブルウェアです。
十分な高さがありますのでストッパーを外して、長い丈のお花を挿すフラワーベースとしてお使いになることもできます。
インペリアルグラスは1904年にオハイヨ州で創業しました。1930年代から製造された丸いドットが連なるビーズデザインのキャンドルウィックはインペリアルグラスの代表的なパターンで、当時の家庭やレストランなどで幅広く愛用されました。他にもレースエッジやミルクガラスのグレープパターンなど美しいガラスウェアを数多く手がけましたが、1973年に”LENOX社”に売却されました。サイズ全体:高さ31.5cm
本体:高さ24.5cm、底面径7cm、横幅12.5cm、上面径6cm
ストッパー:縦10.5cm、横径6.2cmコンディションワレ、カケ、キズのない美品です。
ストッパーはカチッとはまりますが、上部の丸い部分は指で押すと左右に動きます。
この時代のこのような大きなストッパーのついたデザインのガラスウェアは、必ずストッパーの先端がグラグラと動きます。年代1950年~1960年
アンティーク、ヴィンテージは新品ではありません。実際使われていた古いものですので小傷、汚れ、染み、変色、使用感などがございます。それらのことをご理解ください。記載写真(画像)等でよくよくご検討の上ご購入くださいますようお願いいたします。
アンティーク、ヴィンテージは、長年使われてきた古いものです。それぞれのお品には最初にその品を作った職人の心が込められています。そして人から人へと受け継がれて行く中で人の喜び、哀しみ・・・様々な思いの記憶がそのお品の趣となっている気がいたします。アンティーク、ヴィンテージの持つ独特の雰囲気をどうかお楽しみください。