白磁の天使の中でもフッチェンロイターの天使の愛らしさは特別だと思います。
著名な彫刻家”KARL TUTTER”(1883年～1969年）によりデザインされたフッチェンロイターのcherub（智天使）です。K.TUTTERは40年間、フッチェンロイラーのトップデザイナーとして多くの美しい作品を生み出しました。
2人の羽根のない天使が腕を絡めてがキスをしています。小さな台座にはアラベスク装飾が施されれいます。そのあどけない仕草はなんとも可愛らしいですが、艶めくアンティークホワイトが深みのある光沢を放ち、その神聖な美しさに心うたれる作品です。
いかにもドイツのフッチェンロイターらしい小さな彫刻ともいえるフィギュリンです。
裏に“緑のライオン”と“HUTSCHEREUTHER”のバックスタンプがあります。当時のシールもついたままです。

HUTSCHENREUTHER（フッチェンロイター）は、1814年に王に最高の品質を誓って設立されたドイツが誇る名窯です。バックスタンプは、バイエルン州のシンボルであるライオンです。サイズ高さ11.5㎝、横13.6㎝、奥行き7.7㎝コンディションワレ、カケのない美品です。年代1939年～1965年

アンティーク、ヴィンテージは新品ではありません。実際使われていた古いものですので小傷、汚れ、染み、変色、使用感などがございます。それらのことをご理解ください。記載写真（画像）等でよくよくご検討の上ご購入くださいますようお願いいたします。
アンティーク、ヴィンテージは、長年使われてきた古いものです。それぞれのお品には最初にその品を作った職人の心が込められています。そして人から人へと受け継がれて行く中で人の喜び、哀しみ・・・様々な思いの記憶がそのお品の趣となっている気がいたします。アンティーク、ヴィンテージの持つ独特の雰囲気をどうかお楽しみください。