赤ずきんちゃんのフィギュリン
永遠の赤ずきんちゃんです。
この1956年製”Napco”(国立陶器会社)の”Little Red Riding Hood”は、ナプコの陶器人形の中でも最も人気の高い作品の一つです。モチーフが誰でも知っている赤ずきんちゃんであり、赤い頭巾を被ったふし目がちな目元の少女のたたずまいがなんともノスタルジックでたまらない魅力があるからです。
赤ずきんちゃんのフィギュリンは経年によりチップ・ひびなど多数のペイントロスなどがあって当たり前とされています。特に赤い頭巾の部分の痛みが激しく、当時のままの赤い頭巾が美しく残っているものは希少です。赤い頭巾がボロボロの状態でもそれでもなお世界中のNapcoファンが求めてやまない作品です。このフィギュリンは”赤ずきんちゃん”、”怖くない小さなオオカミ”とも大変良い状態で、特にペントロスのない赤い頭巾が美しい作品です。
この時代、このような陶磁器製の装飾品の多くは日本で製作されていました。このフギュリンは日本の工場で作られ、アメリカで販売されていたものです。昨今ではこのようなレトロなヴィンテージ感あふれる”Made in JAPAN”のフィギュリンはとても人気があります。
遠い昔に日本で作られ海を渡ったこの可憐な赤ずきんちゃんは時を経て再び日本に戻ってきました。可愛いこの赤ずきんちゃんをお手元において愛でていただきたいと思います。
裏に”Little Red Riding Hood”、”S1492A”と”NAPCO”のバックスタンプがあります。サイズ高さ13㎝、横巾10㎝、奥行き7㎝コンディションワレ、カケ、ペイントロスのない美しいヴィンテージフィギュリンです。拡大鏡で見ると、この時代のヴィンテージ陶器特有の細かな貫入があります。年代1956年代
アンティーク、ヴィンテージは新品ではありません。実際使われていた古いものですので小傷、汚れ、染み、変色、使用感などがございます。それらのことをご理解ください。記載写真(画像)等でよくよくご検討の上ご購入くださいますようお願いいたします。
アンティーク、ヴィンテージは、長年使われてきた古いものです。それぞれのお品には最初にその品を作った職人の心が込められています。そして人から人へと受け継がれて行く中で人の喜び、哀しみ・・・様々な思いの記憶がそのお品の趣となっている気がいたします。アンティーク、ヴィンテージの持つ独特の雰囲気をどうかお楽しみください。