クラウンデボン ストックホルムのコーヒーポット (Crown Devon)
冬の谷を駆ける赤いトナカイの姿がレトロで胸がキュンとなります。
イギリスクラウンデボン社が1955年に発表したストックホルムシリーズのコーヒーポットです。デザイナー”ビル・ケンプ”が北欧をイメージしてデザインしました。
英国製ですが、1点1点丁寧に描かれたハンドペイントの図柄に何処か北欧の暖かみを感じます。クリスマスの季節だけではなく1年中お使いになれますが、赤いトナカイの可愛い姿はやはりクリスマスシーズンに使いたいテーブルウエアです。
裏に“Crown Devon”のバックスタンプがあります。
Crown Devonは英国で1878年に創業され1982年閉鎖されましたが、クラウンデボン社の伝統は今もコレクターアイテムとして世界中で愛されています。
ヴィンテージ英国陶器は貫入が入りやすくなっています。貫入はアンティーク、ヴィンテージの陶磁器に多くみられます。自然な貫入は釉薬と素地のバランスの変化によりひびのような模様が入ることで、割れるときのひびやキズではありません。もちろん使用上も問題はございません。使い続けていくうちに入る貫入は”器を育てる”とも言われ、陶磁器ならではの味わいが楽しめます。2019年に公開された映画”メリー・ポピンズリターンズ”でロイヤルドルトンの花器の絵の中に入り込むシーンは美しい英国陶磁器の世界観がわくわくするほど素敵でした。しっかりと陶磁器の貫入も描かれていました。英国人にとっては貫入は味わい深く、美しい陶磁器の証なのだと改めて感じさせられました。サイズ高さ18.5cm、横(注ぎ口から持ち手まで)22cm、底口径6.5cmコンディションワレ、カケのない美品です。年代1950年代
アンティーク、ヴィンテージは新品ではありません。実際使われていた古いものですので小傷、汚れ、染み、変色、使用感などがございます。それらのことをご理解ください。記載写真(画像)等でよくよくご検討の上ご購入くださいますようお願いいたします。
アンティーク、ヴィンテージは、長年使われてきた古いものです。それぞれのお品には最初にその品を作った職人の心が込められています。そして人から人へと受け継がれて行く中で人の喜び、哀しみ・・・様々な思いの記憶がそのお品の趣となっている気がいたします。アンティーク、ヴィンテージの持つ独特の雰囲気をどうかお楽しみください。